お気楽温泉.comでは泉質について1979年(昭和54年)に施行されたいわゆる新泉名前を利用して分類してあります。
単純温泉 - 溶存物質量(ガス性物質を除く)1g/kg未満かつ湯温が摂氏25度以上のもの。
単純温泉
塩類泉 - 溶存物質量(ガス性物質を除く)1g/kg以上含有するもの。温度不問。
二酸化炭素泉
炭酸水素塩泉
塩化物泉
硫酸塩泉特殊成分を含む療養泉 - 指定された特殊成分を一定の値以上に含むもの。温度不問。
含鉄泉
含アルミニウム泉
含銅-鉄泉
硫黄泉
酸性泉
放射能泉
さらに温泉は、湧出温度、液性(pH値)、溶存物(温泉に含まれる成分の分量)の3種類から分類することが出来ます。
泉温による分類
鉱泉の湧出時、または採取時の温度を泉温といい、鉱泉は泉温により次の通り分類される。なお、低温泉・温泉・高温泉をまとめて温泉とする。
冷鉱泉 - 泉温25℃未満
低温泉 - 泉温25℃以上34℃未満
温泉 - 泉温34℃以上42℃未満
高温泉 - 泉温42℃以上液性による分類
湧出時のpH値により次の通り分類される。
酸性 - pH 3未満
弱酸性 - pH 3以上6未満
中性 - pH 6以上7.5未満
弱アルカリ性 - pH 7.5以上8.5未満
アルカリ性 - pH 8.5以上浸透圧による分類
溶存物質総量または凝固点により次の通り分類される。
低張性 - 溶存物質総量 8g/kg未満、凝固点 -0.55℃以上
等張性 - 溶存物質総量 8以上10g/kg未満、凝固点 -0.55未満-0.58℃以上
高張性 - 溶存物質総量 10g/kg以上、凝固点 -0.58℃未満
上記の様に新泉名では表記されています。しかしながら、旧泉名で使われている呼び方の方がなじみ深い泉質名もあります。たとえば、重曹泉、明礬泉、炭酸泉等々。お気楽温泉comの泉質表記では「新泉名(旧泉名)」の様な氷期をしてあります。そのために旧泉名で検索することも出来ます。こだわり検索を使えば、旧泉名での検索も可能です。「こだわり検索」のページをご利用ください。
単純温泉 - 溶存物質量(ガス性物質を除く)1g/kg未満かつ湯温が摂氏25度以上のもの。 | |
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溶存成分が少なく、湧出温度が25度以上のもの。刺激が少ない。肌の弱い人や高齢者、幼児などに向きます。 アルカリ性単純線とはpH8.5以上の温泉で肌に対する刺激も少なく「美人の湯」と呼ばれる温泉も多くあります。 |
塩類泉 - 溶存物質量(ガス性物質を除く)1g/kg以上含有するもの。温度不問。 | |
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成分の炭酸ガスの影響で、入浴中に炭酸ガスが体中につきます。炭酸ガスの影響で、血管拡張作用、背品雑煮負担をかけずに決行を促進することが出来ます。一般的に温度は低めですが、血管拡張作用により暖かいお湯です |
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カルシウム、マグネシウムを含み、鎮静作用や炎症を抑える働きがあります。重曹泉は皮膚を柔らかくし、肌をなめらかにするので「美人の湯」とも呼ばれます。 |
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食塩(塩化ナトリウム)、つまりナトリウムイオンと塩素イオンを含む温泉です。塩化物泉は身体を暖める効果が大きく血液の循環を抑止、筋肉を和らげます。また入浴後は保温効果が高く、湯冷めしにくいため冷え性などにも効果があり「子宝の湯」と呼ばれている温泉もあります。 |
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硫酸イオンを多く含む温泉、薬用効果の最も大きい泉質です。 陽イオンによりさらに分類されます 硫酸マグネシウム→→正苦味泉 硫酸ナトリウム→→芒硝(ぼうしょう)泉 硫酸カルシウム→→石膏泉 硫酸鉄→→緑礬泉(鉄泉に分類) |
特殊成分を含む療養泉 - 指定された特殊成分を一定の値以上に含むもの。温度不問。 | |
含鉄泉 |
鉄を多く含む温泉湧出直後は無職だが、空気に触れて酸化すると茶褐色〜黄色に変わります。色が濃く変化している温泉ほど効果が少ない。貧血に良いとされるが、市販の貧血薬で鉄分を摂取する方が効果が高い。毎日30リットルくらい飲めば効果があります。 |
含アルミニウム泉 |
明礬泉。明礬とは硫酸アルミニウム(緑礬は硫酸鉄)。明礬泉は「目の湯」とも言われ、白内障や結膜炎などに効果があります。 |
含銅-鉄泉 |
湧出後の酸化により、温泉が黄色、赤色を示すのが特徴。酸水素塩系のものと硫酸塩系のものがある。 |
硫黄泉 |
硫黄を含む温泉。硫化水素ガスによる卵が腐った様なにおいがします。湧出直後は無職だが空気に触れると白濁〜黄色になります。強酸性なので殺菌効果があり、皮膚疾患や外傷によい。古くなった角質に効果があり、美肌効果があります。 |
酸性泉 |
一般に高温で、酸味があり、肌に刺激があります。酸が強いので殺菌力があり、肌が弱い人は入浴後水で流すと良い。 |
放射能泉 |
微量の放射能を含みます。ラドン泉、ラジウム泉、トリウム泉などがあります。放射能は微量なので、人体に外はありません。むしろ微量の放射能は整体の免疫機能を高め、ストレスを和らげる等の効果があります。 |