温泉にもいろいろな種類がありますが、その成分の中に炭酸ガス(CO2,二酸化炭素)を多く含む温泉を二酸化炭素泉または炭酸泉といいます。吸収の長湯温泉などが有名です、1キログラム中に遊離炭酸を1グラム以上を含む温泉や鉱泉のことを言います。
入浴すると体中に二酸化炭素の泡が付着するためにラムネ湯とも呼ばれます。日本で最も炭酸能動が濃い温泉は青森県にあるみちのく温泉です。九州の長湯温泉が有名です。
入浴の効果としては、炭酸ガスが皮膚から体内に吸収され、血管を拡張する作用があります。効能としては高血圧症、動脈硬化症、切り傷、やけど等があります。特に血管に関する病気に効果があります。
炭酸風呂の温度は通常39度くらいです。普通のお湯が42度くらいなのと比べるとちょっと低めです。入っていると体中に二酸化炭素の気泡が付いてきます。毛深い人なら全身の毛に気泡が付き体中真っ白になります。
炭酸風呂の効果は大きく二つあります。
効果的な入浴方法は15分くらいお湯につかり、じっくりと皮膚から炭酸ガスを吸収するように入浴して下さい。炭酸ガスの濃度が濃いお風呂ではお湯につかった部分が真っ赤になります。これは体表付近の毛細血管が拡張して血行が良くなるからです。毛細血管が広がることで身体がポカポカしてきます。血管が拡張されて身体に良い状態である証拠です。太い血管も拡張するのであれば血管内に付着している不純物(悪玉物質)も取り除いてくれればいいのですよね。これは入浴後しばらくすると元に戻るので、安心して下さい。
ボーア効果(ボーアこうか、英:Bohreffect)とは血液内の二酸化炭素量の変化による赤血球内のpHの変化によりヘモグロビンの酸素解離曲線が移動すること。 生理学者クリスティアン・ボーア(ニールス・ボーアの父)により発見された。
今まで色々入ってきた中で、効果別にランキングを作ってみました。その結果が下です。
レベルA | 最大効果 |
レベルB | 効果中 体中に気泡がつきますが、肌は真っ赤になりません 多少の効果は期待できるかも |
レベルC | 効果? |
レベルA | |
レベルB | 白井の湯(千葉県) スパリゾート 菜々の湯(千葉県) 湯楽の里 船橋店(千葉県) |
レベルC |
※これはあくまで私が行ったときの感想です。その日たまたま濃度が薄い日があったかも知れません。